遅くまで連れ去られることに有希ちゃんは恐怖を感じていたようだ。「騒がれたので、遺棄現場に向かう途中の山林で刺して殺した」。遺体発見現場には血だまりはなく、当初から殺害場所は別とみられていたが、特定には至っていない。
勝又容疑者は遺棄現場への移動経路についても詳細に話しているという。
栃木、茨城両県警の合同捜査本部は遺棄現場への道のりの防犯カメラを解析。画像解析技術が進み最近になって、事件当日に遺棄現場方面へ向かっている白いセダンの車が、勝又容疑者のものだと判明し、逮捕に踏み切った。
「画像解析の技術はここ数年で急速に向上した。8年半前の画像でも、今の技術を使えば鮮明に見えるようになるものもある」。防犯カメラに詳しい「パナソニックシステムネットワークス」の寺内宏之氏は指摘する。こうした技術の進歩も逮捕に貢献した。