【韓国統一地方選】主要17(8市9道)首長選の開票結果=2014年6月4日、投開票、※選管発表による【拡大】
≪逆風しのいで与党「痛み分け」≫
「国民の意思を謙虚に受け止め、新たな国づくりのための国家改造に最善を尽くす」
統一地方選から一夜明けた6月5日、大統領府(青瓦台)報道官は選挙結果についてこうコメントした。
選挙結果そのものは、朴槿恵(パク・クネ)大統領(62)を支える与党セヌリ党にとって、手放しで喜べるものではない。
重要地域のソウル、釜山などの主要8市と9道の計17首長選では、与野党比率は選挙前の9対8から8対9と逆転。ただ、与党の選挙対策関係者は「悪い負け方ではない」という。
「当面の危機を回避」
世論調査で、「敗北」と出ていたソウル近郊の仁川市と京畿道でいずれも勝ったからだ。