サイトマップ RSS

【父子DNA鑑定訴訟】「否定された父子関係」見直しか 最高裁で弁論 (2/5ページ)

2014.6.10 09:15

最高裁弁論を終えて会見する関西訴訟の母側代理人、村岡泰行弁護士(右奥中央)ら=2014年6月9日午後、東京都千代田区霞が関の司法記者クラブ(早坂洋祐撮影)

最高裁弁論を終えて会見する関西訴訟の母側代理人、村岡泰行弁護士(右奥中央)ら=2014年6月9日午後、東京都千代田区霞が関の司法記者クラブ(早坂洋祐撮影)【拡大】

  • 最高裁弁論を終えて会見する北海道訴訟の父側代理人、小林史人弁護士=2014年6月9日午後、東京都千代田区の司法記者クラブ(早坂洋祐撮影)
  • 父子関係が争われた2件の訴訟の関係図=2014年6月9日、最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)

 関西の訴訟で夫側代理人は「生物学上の父と暮らしていることなどは、事後的な事情」と指摘。「これを理由に父子関係を取り消せば、妻が意のままに父子関係を否定できることになり、法律上の父子関係がいつまでも不安定な状態に置かれる」と主張した。

 母側代理人は、父子関係を取り消さなければ「子にとって不本意でも、真実の父でない者の子として拘束されることになるなど、子の利益を著しく損なうおそれがある」と訴えた。

 関西の訴訟で1審大阪家裁は「鑑定結果は究極の嫡出推定を覆す事実」と指摘。2審大阪高裁も子が生物学上の父を「お父さん」と呼んでいることなどから、嫡出推定が及ばないケースと判断した。北海道の訴訟で1審旭川家裁は鑑定結果から「夫との間に生物学的親子関係は存在しないことは明らか」とし、2審札幌高裁も支持した。

 ≪急速な技術向上 民法の想定外≫

 最高裁で弁論が開かれた父子関係取り消し訴訟は、DNA型などの鑑定技術の急速な向上で、民法が想定しなかった事態が起きていることを示している。最高裁が来月(7月)17日に示す判断によっては、同種事案に影響を与えそうだ。

鑑定だけで父子関係が覆されれば…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ