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「金銭至上主義」サポーター軽視のW杯 逆効果ではないか? (4/4ページ)

2014.6.11 11:02

W杯日本代表の発表会見に臨む(左から)日本サッカー協会の原博実専務理事、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督、矢野大輔通訳=2014年5月12日、東京都港区高輪(川口良介撮影)

W杯日本代表の発表会見に臨む(左から)日本サッカー協会の原博実専務理事、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督、矢野大輔通訳=2014年5月12日、東京都港区高輪(川口良介撮影)【拡大】

  • 【サッカーW杯ブラジル大会】日本代表=2014年5月12日、※カッコ内は所属、W杯代表選出歴、□内はW杯代表選出回数
  • 2014年サッカーW杯ブラジル大会出場チーム=2013年11月20日(ウルグアイ時間)、※□数字は出場回数。ドイツは旧西ドイツを含む
  • サッカーW杯ブラジル大会_日本の試合会場【1次リーグ】=2014年
  • 2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会(サッカー)の公式マスコット「フレコ(Fuleco)」。フレコはポルトガル語でサッカーを意味する「futebol」と、エコロジーを意味する「ecologia」を組み合わせた造語。ブラジルの固有種で、絶滅の恐れがあるミツオビアルマジロを採用した。

 スポーツは、万人が平等に体を使って参加することができ、心身の健康を向上させ、社会生活をより豊にしてくれる。だが、現在の国際サッカー連盟(FIFA)や日本サッカー協会の考え方は、「金がすべて」という尺度で判断されているようにみえる。これでは、サッカーの魅力や社会的価値が矮小(わいしょう)化されてしまう。そこでは、サポーターやファンも、サッカー市場における「顧客」としてのみ存在している。

 2020年には東京五輪が開かれる。金銭至上主義と決別し、単なる身体能力の向上にとどまらず、精神生活の豊かさを深めるための有効性についても議論を深める必要がある。スポーツを、自分たちの手に取り戻すことを真剣に考え、努力すべき時代にきているのではないだろうか。(同志社大学社会学部教授 渡辺武達

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