中国メディアによると、韓国代表のベースキャンプ地イグアスで行われたW杯関連行事に出席した鄭会長は、FIFAの方針を受け、「カタールがダメになれば、韓国が再度挑戦したい」と発言したという。「FIFAの調査結果がすべて出てから、公に発表したい」としているが、韓国はすでに17年のU-20(20歳以下)W杯の開催権を獲得。02年大会を日本と共催した経験も、アピール材料になる。
では、カタールが開催権を剥奪された場合、中国は韓国の代替開催を支持するのか-。
2026年招致を凍結
大陸を循環して開催するというFIFAの“原則”によれば、22年大会がアジア開催となることは暗黙の了解事項だった。しかし、中国は22年大会の招致を、代表チームの実力不足やFIFA内での政治力の低さなどを理由に断念。26年大会の開催権獲得に意欲を見せていた。