中島 それはとても差し迫った問題です。少しクラインガルテンから話がそれますが、今私は養鶏の仕事をしています。エサに遺伝子組み換えの穀物を使うことに、すごく抵抗しているんです。遺伝子組み換え作物を直接人間が食べる場合には表示義務がありますが、家畜飼料にはない。枯れ葉剤を大量に使って育てていますから、遺伝子組み換え作物には有害物質が分解されずに蓄積されている。それを、家畜を通して口に入れることになってしまう。
天童 クラインガルテンのような場所をどれだけ死守できるか。それが、子供や孫を守ることにつながっていくのかもしれません。こういった活動が、地道に広がっていくことでグローバル化に勝ちうる。地道なことを、人はどれだけ辛抱して続けていけるかですね。
中島 絶望してはいけないな、と思うのが、クラインガルテンが今全国に約5300区画あるということ。私たちが始めたときはゼロでしたから。それだけ、意識が高まっている。やり続けなければいけないな、と思いますね。
天童 ところで、中島さんは非常に広い視野をお持ちですが、幼い頃から?