ウエットスーツの余った生地や、アーミーブーツの靴底まで。廃材を保管する倉庫は「宝の山」=2014年2月7日、千葉県木更津市(瀧誠四郎撮影)【拡大】
社会インフラになるくらい
青山雄二さん(以下天童) 最大の問題は、デザイン雑貨というパイが決まっていること。いくら大ヒット商品を売ってもしれている。
3年ぐらい前に、東京デザイナーズウィーク(※9)のオフィシャルバッグを1万枚受注したんですが、その時のケースを持って来たい。1万枚作るとハナ(通所施設「地域作業所_hana(ハナ)」、以下ハナ)のキャパをオーバーする。そこでハナが取った手段は、ハナを拠点にして他の作業所に仕事を外注することでした。そのスキームをもっと拡大したい。それが最低賃金を保証するとかにつながるのかな。
でも、今起こっているような、寿命の短い製品を大量に出すということに至ってはいけない。できれば、世の中全体が廃材を素材として見て、それを生かせるのがNPだよね、というのがスタンダードになれば。NP(「NEWSED PROJECT」(ニューズドプロジェクト、以下NP))だったら製品になるから、無条件に持って行こうと。社会インフラになるというと大げさだけど、それぐらいの感覚でやらないと。