≪北朝鮮 日本海にミサイル2発≫
北朝鮮は6月29日午前5時ごろ、南東部の元山(ウォンサン)付近からミサイル2発を日本海に向けて発射した。韓国軍合同参謀本部が発表した。短距離弾道ミサイル「スカッド」の一種とみられ、約500キロ飛行したという。
スカッドは射程から、韓国を攻撃するためのものとみられている。7月3日には中国の習近平国家主席が韓国を訪問し、朴槿恵(パク・クネ)大統領との間で首脳会談が行われる。北朝鮮の核やミサイルの問題が話し合われる見通しであることから、ミサイル発射は中韓の接近を牽制(けんせい)したものとする見方が、ソウルでは一般的だ。
北朝鮮は(6月)26日にも元山付近から、ミサイル3発を北東方向の日本海に向け発射した。この時は約190キロ飛行しており、韓国では300ミリ多連装砲だったと推定されている。北朝鮮メディアは翌(6月)27日、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が「新たに開発された戦術誘導弾」の試験発射を視察したと伝えており、前日の発射を示唆した形だ。