2008年4月から署名を始めた理由について「家族がコツコツ訴えなければ問題は解決しない」と話す竹下さん。今は亡き両親のため活動に力を入れる。
娘の失踪後、父、九洲男(くすお)さんと母の朗子(さえこ)さんは了子さんの同級生に手紙を送るなどして娘を捜し続けた。一方、失踪する原因を作ったのは自分たちかもしれないと、過去の言動を思い返しては悩んでいたという。
だが、九洲男さんは1996年に88歳で死去。年金をもらうたび「これは了子の分」と一部を貯金していた朗子さんも2010年に94歳で亡くなった。
「両親がどれほど妹を捜して、心配し、悩みながら帰りを待っていたかを妹に伝えなければいけない」。両親の思いを伝える日が来ることを信じ、竹下さんは今も活動を続けている。(SANKEI EXPRESS)