サイトマップ RSS

【拉致再調査】「長く待てぬ」 亡き父母の思い継ぐ あす日朝協議 (4/5ページ)

2014.6.30 09:25

拉致被害者の再調査に「期待しているが、日に日に焦りが増す」と話す市川修一さんの兄、健一さん=2014年6月11日、鹿児島県鹿屋市(松岡朋枝撮影)

拉致被害者の再調査に「期待しているが、日に日に焦りが増す」と話す市川修一さんの兄、健一さん=2014年6月11日、鹿児島県鹿屋市(松岡朋枝撮影)【拡大】

  • 1978(昭和53)年8月に北朝鮮に連れ去られた市川修一さん=拉致当時(23、共同)
  • 1978(昭和53)年8月に北朝鮮に市川修一さん=拉致当時(23)=とともに連れ去られた増元るみ子さん=拉致当時(24、共同)
  • 1973(昭和48)年に千葉県から行方不明になった古川了子(のりこ)さん=失踪当時(18、特定失踪者問題調査会提供)
  • 北朝鮮・江原道元山市

 鹿児島県内の自宅で帰国を待ちわびる母の信子さんは今年87歳になる。足腰が弱り、横になって過ごす日も増え、拉致問題のことを口にする機会も減った。

 日朝間で拉致被害者らの再調査で合意した後、平野さんは電話で信子さんに「るみ子が帰ってくるかもしれんよ」と伝えた。沈んでいた声に明るさが戻る様子が、受話器越しにも伝わってきたという。

 父の正一さんはまだ拉致問題が広く認知されていなかったころ、署名活動を素通りする人たちに涙を流して協力を訴えた。しかし、救出への思いは届かず、02年10月、5人の拉致被害者が帰国した2日後に、79歳でこの世を去った。

 それだけに、平野さんは「母に一目、妹を会わせて『よかった』と笑顔にさせてあげたい」と母が笑顔を取り戻す日を夢見る。

 必ず伝える

 今回の調査対象となった特定失踪者の家族も思いは変わらない。

 1973年に千葉県から行方不明になった古川了子(のりこ)さん=失踪当時(18)=の姉、竹下珠路(たまじ)さん(70)は毎月、JR千葉駅前(千葉市中央区)で署名活動を実施している。

年金をもらうたび「これは了子の分」と一部を貯金

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!

ページ先頭へ