≪搭乗時のあいさつは「お帰りなさい」≫
奄美大島からは、さらにひと回り小さいスウェーデン製のプロペラ機、サーブ340Bに乗り換える。細身のボディーが特徴で、シートは通路をはさんで左側に1席、右側に2席と変則レイアウト。地域の人々の足となっているようで、36席ある座席はほぼ埋まっていた。
ここから喜界島(きかいじま)へ向かい、喜界島のあとは再び奄美大島に引き返して、次は徳之島(とくのしま)へ。徳之島に着いたら、また奄美大島を経由してスタート地点の鹿児島に戻る。そこまでが初日のスケジュール。どの便も、空港での滞在時間は25分程度しかない。
1便でも遅れてしまうと乗り継げなくなるのでは? そう不安に思う人もいるかもしれないが、大丈夫。上記のコースを1機のサーブ340Bが便名を変えながら飛んでいくので、乗り遅れる心配はないのだ。
サーブ340Bはわずかな滑走で機首をぐいっと持ち上げ、高度5000メートル程度まで上昇する。水平飛行に移ったところで、機窓から海の写真を撮ろうとカメラを取り出そうとしたら、CAのアナウンスが流れてきた。