制裁解除の対象は、(1)人的往来の規制(2)北朝鮮居住者らへの送金、現金持ち出しの届け出規制(3)人道目的の北朝鮮船籍船舶の入港禁止-の3項目。貨客船「万景峰(マンギョンボン)92」の入港禁止措置は継続する。
北朝鮮が拉致被害者の安否について調査し回答したのは2004年が最後。この時、横田めぐみさん=拉致当時(13)=のものとする「遺骨」を提示。その後、日本側のDNA型鑑定で別人のものと判明した。北朝鮮は日本側が安否について確認を求めてきた被害者のうち「8人死亡」との主張を一貫して変えていない。
「8人死亡」の説明は
めぐみさんの父、滋さん(81)は3日、調査委の態勢について「今回はこれまでと違って効果が出てくると思う」と期待。制裁の一部解除には「北朝鮮にとってもメリットがあると思うので、上手にやっていってほしい」と話した。母、早紀江さん(78)は「もういいかげんに誠意をもってきちんとしてくださいと言いたい」と、訴えた。