2人の不在を忘れさせるような活躍を、アルゼンチンの10番は見せてくれるだろうか。ネイマールのアイドルでもあったメッシなら、きっとやってくれそうでもある。
≪コロンビア 新時代の寵児に熱狂≫
失意の涙でブラジルを去ったコロンビアの新星、ハメス・ロドリゲスだが、母国の首都ボゴタで目にしたのは、歓迎の熱狂だった。
空港に降り立ったイレブンは消防隊の放水のアーチに迎えられた。オープン仕様のバスの前後左右を警官隊が十重二十重に囲み、その外側には数え切れないほどの人々。凱旋(がいせん)祝勝会場に到着すると、そこは見渡す限りの人、人、人。そして旗、旗。ハメスのポスター、歓喜、歓呼、歓声。南米の情熱を一カ所に集めたようなお祭り騒ぎだった。
大観衆にコメントを求められたハメスは「いつも一緒にいてくれてありがとう。愛してます」とはにかみながら語りかけ、故障でW杯出場を断念したチームの大エース、ファルカオのユニホームを掲げた。さらに、ゴール後のパフォーマンスと同じダンスまで披露してみせた。