都内のある名簿業者では1人当たり10~30円の料金を設定しているが、「受験が本格化する中学生、高校生に比べ、その予備軍に当たる8歳以下の子供の名簿は品薄。長期にわたって使い続けられるし、もし存在するなら価格は高騰するはず」と明かす。「何とか入手したがる業者もいるはずだ」と指摘する。
別の都内名簿業者によると、保護者向けのイベントを開催し、アンケートに住所や子供の氏名、年齢などを書いてもらう手法で1回に30~40件ずつ情報を収集している。中には、子供に限定した名簿業者もいるという。
消費者庁によると、12年度の情報漏洩の件数は319件で、年度によって若干の増減はあるが、統計の残る05年度に過去最多だった1556件から着実に減少している。原因は従業員らの不注意が72%を占めたが、一部では意図的な漏洩もあるという。