こころの門,2014.(提供写真)。(C)Jean-Michel_Othoniel/ADAGP,Paris&JASPAR_Tokyo,2014.Courtesy_Galerie_Perrotin【拡大】
イタリア・ベネチアのムラーノガラスを使った作品は、ガラスの透明感と金属的な輝き、色のグラデーションが美しい調和を見せている。
オトニエル氏の作品は来春までに、フランスのべルサイユ宮殿庭園内にも永久設置されることが決まっている。この庭園に新しい彫刻が展示されるのは、およそ300年ぶりという。
今回のプロジェクトを監修した伊東順二東京芸大教授は「素材と表現が融合し、部分が全体を表し、永遠に続くことを連想させる。生きているように、増幅するように感じられる作品で、まさにDNAという名がふさわしい」と評した。(原圭介/SANKEI EXPRESS)