「日本は『家』みたいなもの。1980年の来日以来、年間を通して20週間いることもあった。30年来の友達もたくさんいるんだ」と声を弾ませる、プロレスラーのハルク・ホーガンさん=2014年7月11日、東京都文京区(宮崎裕士撮影)【拡大】
マイクを握ったホーガンは「俺はこの日本のリングで(アントニオ)猪木、アンドレ・ザ・ジャイアント、藤波(辰爾)、長州力、タイガー・ジェット・シン、スタン・ハンセン(といった歴代のスター)と戦ってきたんだ」と、かつて死闘を繰り広げたライバルたちの名前を挙げて会場を盛り上げたあと、「日本で戦い、WWEでチャンピオンになった私のDNAは、現在の(ジョン・)シナといった偉大なチャンピオンたちに引き継がれている」と強調した。日本のハルカマニアには「エネルギーをくれてありがとう」と感謝の気持ちを繰り返し伝えた。
そんな熟練のエンターテイナーのホーガンだ。きっと素顔もいい意味でお調子者なのだろう…と思いきや、まったく逆であることが分かり、驚かされた。リングインの数時間前、都内ホテルでSANKEI EXPRESSの取材に応じたホーガンは、常に「天狗になるな」と自分に言い聞かせ、プロレスという仕事に対しては「ひたむきな努力を怠らず、いつも謙虚でなければならない」とストイックな姿勢で臨んでいるという。「ファンのみんなも色々な夢を持っていると思うけれど、それが夢を実現させるのに必要な心構えだと思うんだ」