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【ソーシャル・イノベーションの現場から】サッカー教室、ユニホーム寄贈が第一歩 (3/5ページ)

2014.7.25 13:55

ミャンマーのエーヤワディー地域の学校で開催したサッカー教室の終了後、参加した子供たちは感謝の気持ちを込め、セレッソ大阪スクールの池田昌弘コーチを胴上げ。「いけちゃん、いけちゃん」のコールが鳴り止まなかった=2014年6月29日、ミャンマー(日本財団撮影)

ミャンマーのエーヤワディー地域の学校で開催したサッカー教室の終了後、参加した子供たちは感謝の気持ちを込め、セレッソ大阪スクールの池田昌弘コーチを胴上げ。「いけちゃん、いけちゃん」のコールが鳴り止まなかった=2014年6月29日、ミャンマー(日本財団撮影)【拡大】

  • ミャンマー・首都ネピドー

 ザニー氏の言葉はとても分かりやすくストレートだ。まさに企画メンバーの気持ちを表してくれた。

 ザニー氏とチャリティマッチのスポンサー企業数社の担当者、セレッソ大阪スクールコーチ2人は試合翌日の朝5時、数台のワゴン車に分乗し、エーヤワディー(イラワジ)地域に向かった。1泊2日の日程で5つの学校を訪問し、各企業のオリジナルサッカーユニホームやボール、ミニゴールなどを寄贈すると同時に、コーチによるサッカー教室を開いた。

 粘土質の土壌に雨季が重なり、どの学校でも田んぼのようなぬかるみの中でのサッカーとなった。各企業からは30代の若手社員のほか、役員も参加したが、サッカー歴はさまざまで、未経験者もいれば、国体出場経験者も。

 「みんなでプレーする雰囲気にのまれて、白いパンツに泥がたくさんはねちゃった。まさか大人になってからイラワジの子供たちとサッカーを一緒にするなんて思ってもみなかった。色々な発見がありましたよ」と、ザニー氏。

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