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愛しのラテンアメリカ(13)コロンビア 公共バスの中は「表現の場」 (2/4ページ)

2014.7.25 16:40

首都ボゴタの美容サロン。男性もおしゃれに気を使う人が多い=コロンビア(緑川真実さん撮影)

首都ボゴタの美容サロン。男性もおしゃれに気を使う人が多い=コロンビア(緑川真実さん撮影)【拡大】

  • ポパヤンで見つけた高校生。おそろいで真っ赤な口紅をつけていた=コロンビア(緑川真実さん撮影)
  • シルビアの町。バラックのような家々が多く、生活水準は高くない。郊外にはゲリラのキャンプもあり、広場周辺では銃を構えた政府軍などが警備にあたる=コロンビア(緑川真実さん撮影)
  • いぶかしい目つきでカメラを見つめるグアンビアーノ族の少女=コロンビア(緑川真実さん撮影)
  • 市場で芋類を売るグアンビアーノ族の男性=コロンビア(緑川真実さん撮影)
  • 真っ赤な花束を持った女性=コロンビア(緑川真実さん撮影)
  • 野菜などを詰め込んだトラックが到着し、人々が群がる=コロンビア(緑川真実さん撮影)
  • コロンビア・首都ボゴタ

 中南米のバスや地下鉄では、文房具やお菓子、CD販売や物ごいなど、移動中はいつもさまざまなドラマが繰り広げられる。ボゴタは加えてアーティストの表現の場にもなっており、よく詩を朗読する人に遭遇した。乗客も好意的に聞き入り、正直な評価を下す。まったく反応がない酷評の時もあれば、ざわめきが起こることもある。

 ≪まるで別世界 息づく民族文化≫

 ある日バスに乗車してきた20代後半に見えるメスティーソ(混血)の男性は、詩が書かれた紙を乗客全員に渡したあと、詩の抑揚に合わせて右腕を大きく振り、1分ほどの朗読を行った。情感豊かに繊細な言葉で紡がれた詩に対して「ムイビエン(スペイン語で素晴らしいという意味)」と最初はパラパラとあがった声は徐々に広がり、20人ほどいた乗客全員から拍手が起こった。気を良くした青年はアンコールに応えてもう一編読み始めると、車内はすでに彼の独壇場と化した。あっという間に公共バスが移動劇場へと変貌したのだ。ノリも人柄もいいコロンビア人気質がにじみ出ていた。

「グアンビアーノ」という民族

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