当時は先発投手。登板の前日に炭水化物を多く摂取し、当日もイニングの合間に吸収の良いサプリメントで炭水化物を継続的に摂ることで必要なエネルギーが生み出されていくことや、登板直後からプロテインを体内に取り込むことでリカバリー効率が上がることを教えてもらった。「言われただけではやらない。自分が納得しないと行動に移さない」。そんな自分の性格を見透かされているように丁寧に理論立てて説明してくれた。
キャンプ地までアドバイス
思考錯誤しながら臨んだ4年目の春季キャンプ。付き合いのあるメディアの人たちと食事中に、よくお酒を飲むことを彼女に話すと、なんとキャンプ地の宮崎まで乗り込んできた。
「お酒は1日750ミリくらいならリラックス効果も生むから、たしなむのは良い。だけど、飲み過ぎは肝臓に負担をかけるだけ。メディアの皆さんも本当に上原君のためを思うなら、深酒の誘いはやめてほしい」