逆に注目「特ダネ」に
さらにBBCは、米歌手ビヨンセさん(32)が昨年(2013年)2月、米プロフットボールNFLの優勝決定戦「スーパーボウル」のハーフタイムショーに出演した際、米ニュースサイトのバズフィードがその模様を彼女の変な顔の写真ばかりを使って報じた一件を紹介した。
ビヨンセさん側は当然ながら「変顔写真」の削除要請をしたが、サイト側は拒否したうえ、逆に抗議の事実を特ダネとして報じ、アクセス数を稼いだのだ。こうした事例からBBCは「モズレー氏やビヨンセさんら多くの有名人はこの効果の犠牲者」で「昔は写真や情報をもみ消すことができたが、ネット時代の今はそうしたことはできない」と警告した。
“ストライサンド効果”については一般人に当てはまる場合もあり「忘れられる権利」の行使をめぐる議論を活性化させそうだが、広報専門家のマーク・ボウコウスキー氏はBBCの取材に「現代の有名人は、ツイッターの“荒らし”やネット上でお笑いネタにされることに厚顔である必要がある」と助言している。(SANKEI EXPRESS)