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世界の富豪を魅了するロールス・ロイス どうやって成功を勝ち取ったか (1/6ページ)

2014.8.5 14:10

ロンドンでの展示会に登場したロールス・ロイスの特別限定モデル「ブルーバード」。内外の報道関係者が集まった(内藤泰朗撮影)

ロンドンでの展示会に登場したロールス・ロイスの特別限定モデル「ブルーバード」。内外の報道関係者が集まった(内藤泰朗撮影)【拡大】

  • 新車ブルーバードの内装。ハンドルもブルーだった=2014年5月13日、英国・首都ロンドン(内藤泰朗撮影)
  • 英国南部グッドウッドにあるロールスロイスの工場に向けロンドン中心部を出発。送迎車はもちろんロールスロイスだった=2014年6月4日(内藤泰朗撮影)
  • ロールス・ロイスのシンボル、フライングレディ。正式には、「スピリット・オブ・エクスタシー(歓喜の精霊)」と呼ばれる=2014年5月13日、英国・グッドウッド(内藤泰朗撮影)
  • 窓枠の内装を手作業で仕上げる女性職員=2014年6月4日、英国・グッドウッド(内藤泰朗撮影)
  • 革張りシートには漢字も。中国人のオーナーが急増している=2014年6月4日、英国・グッドウッド(内藤泰朗撮影)
  • ロールス・ロイスのカラーサンプル。車体から内装まで自分でカラーを決めるという=2014年6月4日、英国・グッドウッド(内藤泰朗撮影)
  • 英国南部グッドウッドにあるロールス・ロイスの本社工場(ロールス・ロイス提供)
  • 英国の超高級自動車「ロールス・ロイス」CEO(最高経営責任者)、ドイツ人のトルステン・ミュラー・エトヴェシュ氏=2010年1月20日(内藤泰朗撮影)
  • テストドライブに出た内藤泰朗記者=2014年6月4日、英国・グッドウッド(本人提供)
  • 英国・グッドウッド

 【Brand Story】

 新車の最低販売価格は20万ポンド(約3400万円)。最高価格は“企業秘密”。顧客は世界の富豪たちだ。1台ずつ手作りで生産される英国の超高級自動車ロールス・ロイスは、数ある高級車の中でも、究極のラグジュアリーを追求する異色の存在である。どうやって成功を勝ち取ったのか-。その秘密を探ろうと、英南部グッドウッドにあるロールス・ロイスの“工場”を訪ねた。

 工場は森の美術館

 迎えは、ロールス・ロイスの4ドアセダンモデル、ゴーストだった。ロンドン中心部から2時間半。渋滞も気にならない極上の移動時間を堪能して到着したのは、英南部の田園地帯にある本社だ。緑に包まれたガラス張りの近代的な社屋はまるで森の美術館。とても工場には見えない。

 会社設立の経緯などの説明の後、早速、車の組み立て現場を見学。車体や車内の色からダッシュボードや革製シートに刻み込むマークのデザインを決めるまで、担当者が顧客の要望に合わせて世界に1台だけの車をつくり上げていく。

「思い出がたくさん詰まった庭の木が嵐で倒れたので、それを内装用の木材に使ってほしい」

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