「ロールス・ロイスは、成功のシンボル。成功者のためにぜいたく品をつくっている。顧客には、私たちのファミリーになってもらい、特別にぜいたくなイベントに参加してもらっている。お金では買えない体験だ」
ドイツ人最高経営責任者(CEO)のトルステン・ミュラー・エトヴェシュ氏は、SANKEI EXPRESSとのインタビューでこう答え、「今後も革新的なアイデアに投資していく」と強調した。
英国が生んだ「ロールス・ロイス」は、かつては敵同士の英国とドイツのメーカーが、お互いの得意分野を生かしながら最強のタッグを組むことで、いま大きな花を咲かせている。(ロンドン 内藤泰朗、写真も/SANKEI EXPRESS)