ダンスホール「クリフサイド」で行われた「ヨコハマグラフィティ」開催記念イベントでザ・ゴールデン・カップスの曲を披露するエディ藩(ばん)さん(右)とマモル・マヌーさん=2014年8月3日、神奈川県横浜市中区元町(田中幸美撮影)【拡大】
しかし75年、ベトナム戦争が終結すると、米兵の客が激減。それを機に上西さんは店を日本人向けに作り替え、ボックス席などを設けてクラブ風に改装した。矢沢永吉さんが訪れてはライブをしたのもその頃だ。カップスはデビュー以後、メンバーが個別に訪れることはあったが、バンドとして店で演奏することはなかった。
店内の壁には平尾さんが寄贈したネオンサインが今も輝き、時が止まったかのよう。現在は年配客が中心で、ほぼ毎日のようにライブを行う。「やめられないね、まだ」。上西さんはつぶやいた。(田中幸美、写真も/SANKEI EXPRESS)
【ガイド】
■「ヨコハマ グラフィティ ザ・ゴールデン・カップスの時代展」 8月13日(水)~25日(月)、横浜市西区南幸1の6の31、横浜高島屋8階ギャラリーで。午前10時~午後7時30分(午後8時閉場、最終日は午後6時閉場)。一般800円、高校・大学生600円、中学生以下無料。問い合わせは(電)045・311・5111、横浜高島屋まで。