エスニックかつ洗練
もう一組は、インドネシア出身のエンダー・アンド・レサという男女デュオ。ボーカルとギターを担当する妻のエンダーと、ベースを弾く夫のレサの夫婦コンビだ。もともと同じバンドで活動していたそうだが、エンダーがソロ活動する際にレサがアレンジを担当したことで急接近。2005年にアルバム「Nowhere To Go」でデビューし、大きな話題を呼んだ。現在は世界中を飛び回る人気者だが、この夏ようやく日本でもアルバム「エンダー・アンド・レサ」がリリース。オリジナル曲のクオリティーも高い上に、ボビー・マクファーリンやジミー・クリフといったカバーをセレクトするセンスも抜群。キュートな歌声とアコースティックなアレンジが、どこかゆるやかで癒やされる。エスニックな香りがありつつも、洗練された世界観に包まれているのがオシャレ。リゾートサウンドの定番といってもいい作品に仕上がっており、この夏に重宝しそうな一枚だ。(音楽&旅ライター 栗本斉(ひとし)/SANKEI EXPRESS)