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みんなで作るうちに愛される形に 舞台「ビルのゲーツ」 ヨーロッパ企画 (1/4ページ)

2014.8.19 09:45

個性豊かなヨーロッパ企画の役者たちと、主宰で脚本・演出の上田誠(左上)。上田は大学で工学を専攻した理系の劇作家だ=2014年8月9日(津川綾子撮影)

個性豊かなヨーロッパ企画の役者たちと、主宰で脚本・演出の上田誠(左上)。上田は大学で工学を専攻した理系の劇作家だ=2014年8月9日(津川綾子撮影)【拡大】

  • 舞台「ビルのゲーツ」(上田誠_脚本・演出)。(東京)8月29日公演、(大阪)9月10日公演(提供写真)

 京都が拠点の劇団「ヨーロッパ企画」が新作「ビルのゲーツ」を8月29日から本多劇場(東京)で上演する。世界有数の起業家の名に「の」を挟んだような脱力系のタイトルとは裏腹に、緻密でトリッキーな劇構造。個性さまざまな劇団員らが阿吽(あうん)の呼吸で、他にはないユニークなコメディー劇を繰り広げる。

 ヨーロッパ企画は1998年、同志社大学の演劇サークルで出会った上田誠(34)、諏訪雅(37)、永野宗典(36)の3人で結成。今はスタッフ含め20人が所属する。代表である上田の脚本・演出による喜劇は、大きくヘンテコな構造物から生じる難儀なシチュエーションで人々が右往左往する-というTVゲーム的なタッチ。昨年上演の「建てましにつぐ建てましポルカ」では舞台上を迷路のようなお城に。都会のハイテクビルを舞台にした「ビルのゲーツ」はSF映画に出てくるような巨大ゲートをしつらえている。

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