Q 対策の重要性は
A トレンチは震災で壊れ、汚染水が地中を通って海に流出している恐れがあり、水抜きを急ぐ必要があります。さらに、東電は建屋周囲の地盤を凍らせて地下水をせき止める「凍土遮水壁」を建設中ですが、トレンチの水を抜かないと遮水壁はつくれません。
Q 氷の壁の現状は
A 4月に凍らせ始めましたが、うまく凍らない場所が残っています。水温を下げるため、凍結管を増やし、7月下旬からは氷やドライアイスを毎日大量に入れていますが、凍結は92%にとどまっています。
Q 凍らないのはなぜですか
A 氷投入などで凍った範囲は増えましたが、壁と凍結管の間やケーブルの周りなどに隙間が残っています。隙間が狭まったことで、トレンチと建屋を行き来する水の流れが速くなり、かえって凍りにくくなってしまったようです。こうした隙間を止水材で埋め、水流を抑えて凍りやすくするのが追加対策です。