世界遺産の東寺を訪れ、境内を散策するインドのナレンドラ・モディ首相(手前左)と安倍晋三(しんぞう)首相=2014年8月31日、京都市南区(恵守乾撮影)【拡大】
≪連日のおもてなし≫
安倍晋三首相は8月31日、来日中のインドのナレンドラ・モディ首相(63)と京都市の東寺を見学した。首相は世界遺産の東寺の講堂前でモディ氏を出迎え、境内を散策しながら国宝の五重塔などを視察。首相は前夜、モディ氏を京都迎賓館に招いて夕食会を催すなど、連日の「おもてなし」で関係構築を進めた。
東寺は真言宗の開祖・弘法大師空海ゆかりの寺院で、密教を介してインドとの関係も深く、文化や歴史を通じての首脳間の交流を深める狙いがある。
安倍首相とモディ氏は9月1日、東京で日印首脳会談を行う。(SANKEI EXPRESS)