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「リンゴ」まで取り上げるのはいったい誰? 言論の自由…揺らぐ香港 (4/4ページ)

2014.9.5 11:40

中国・香港

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 題字に「リンゴ」を冠した理由を黎氏は、「もしアダムとイブがリンゴを口にしなかったら、世界に善悪はなくニュースも存在しなかった」として、旧約聖書にある“禁断の果実”を挙げた。その「リンゴ」まで取り上げようとしているのは、いったい誰なのか。(上海 河崎真澄/SANKEI EXPRESS

 ■一国二制度 1997年に香港の主権が英国から中国に返還された際に導入された制度。84年の「中英合意」の上で制定された香港基本法によって、中国の主権の下、香港は「特別行政区」と定められて、外交と安全保障以外の「高度な自治」と、資本主義や言論の自由を含む民主社会制度の維持が認められた。返還から50年、すなわち2047年まで続く措置だったが、すでに香港域内の問題でも、行政長官選挙制度の改革など、香港の高度な自治をめぐる重大事項までことごとく、共産党指導部が決定権を握るようになり、制度の形骸化が加速している。中国は台湾統一工作にも一国二制度を利用したい考え。

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