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【パリの中庭】受け継がれる美意識 丸若裕俊 (2/3ページ)

2014.9.5 15:50

丸若が徳島県那賀郡那賀町にて実施したポップアップオフィス期間中にBUAISOU.のスタジオにて染めた藍の服の上下。BUAISOU.のスタジオでは藍染めの持ち込みも受け入れている=2014年8月28日(宮川浩和撮影)

丸若が徳島県那賀郡那賀町にて実施したポップアップオフィス期間中にBUAISOU.のスタジオにて染めた藍の服の上下。BUAISOU.のスタジオでは藍染めの持ち込みも受け入れている=2014年8月28日(宮川浩和撮影)【拡大】

  • BUAISOU.が収穫し、葉と茎に選別して乾燥させた藍の葉。これを100日程発酵させ、藍の染料であるすくもが出来上がる=2014年8月28日(宮川浩和撮影)
  • 「丸若屋」(maru-waka.com)代表、丸若裕俊(まるわか・ひろとし)さん=2014年8月23日(本人提供)

 そして、彼らが納得感と自信を持って一つ一つの作品を染め上げていることも伝わってくる。一年を通して自然と向き合いながら、どんな細かい作業にも気配りを惜しまず取り組んでいるからこそ、全ての人に胸を張ってお勧めできるBUAISOU.の藍につながっているのであろう。

 新しい伝統の姿

 実際にBUAISOU.の藍は、その深みや上質な色合いが、国内外で非常に高く評価されている。今春、ニューヨークでは現地での藍立てと、その場で染め上げるワークーショップが行われ、訪れた多くの人々を魅了し、感動を与えた。その結果、現地側からの働きかけもあって、ニューヨークにもアトリエを構えることとなったというのだから驚きである。藍と楽しそうに対話をしながら、自ら信じる道を突き進む彼らの真摯(しんし)な姿勢は、BUAISOU.の藍の色に負けない程美しく、清らかである。こうした思いが込められた品々が国内外で高い評価を受けていることは、同年代として誇りに思える。

BUAISOU.とは

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