丸若が徳島県那賀郡那賀町にて実施したポップアップオフィス期間中にBUAISOU.のスタジオにて染めた藍の服の上下。BUAISOU.のスタジオでは藍染めの持ち込みも受け入れている=2014年8月28日(宮川浩和撮影)【拡大】
伝統を継承することについての考え方や、その方法は人それぞれによって異なるかもしれない。その地に生まれた者や流れをくむ者でなければという考え方も根強い。しかし、そうした概念を抜きにして、私には、東北生まれの現代っ子の彼らは間違いなく、徳島県が誇る藍の伝統継承者に写る。(「丸若屋」代表 丸若裕俊(まるわか・ひろとし)/SANKEI EXPRESS)
■まるわか・ひろとし 「丸若屋」(maru-waka.com)代表。日仏を拠点に、伝統工芸から最先端工業に至る幅広い分野で最高峰の技術との革新的な取り組みを通し、21世紀を生きる人々の生活に驚きと喜びの提供を行う。パリ・サンジェルマンにて、美しき日本の品々の展示販売を行う“NAKANIWA”をオープン。2016年に創業400年を迎える有田焼の海外プロジェクトも今秋始動。今後はアジアへの展開も予定している。
■BUAISOU. 渡邉健太と楮覚郎(かじかくお)2人の藍師・染師からなるユニット。徳島県上板町で藍染め文化の伝承と創造を目的に日々活動している。古き良き日本の藍文化を守りつつ、藍染‘JAPAN BLUE’を新たな機軸で伝えるべくインスタレーションを取り入れた攻めの表現活動も展開している。www.buaisou-i.com