五輪のこと、パラリンピックのことを本音で語り合う、パラリンピック女子走り幅跳びの佐藤真海(まみ)さん=2014年3月31日、東京都千代田区(大橋純人撮影)【拡大】
「スポーツの力」共有
義足になってからの12年間は、見えないゴールに向かって、とにかくがむしゃらに駆けてきました。その間、3大会のパラリンピックに出場する機会に恵まれ、さまざまな人との出会いに支えられてきました。その歩みがようやく形になってきて、昨年、競技では走り幅跳びで夢だった5メートルの大台を超え、また社会人としても招致活動を通じてグローバルな経験を積むことができました。
そんな輪の中に、心強いパートナーが加わってくれました。これからは共に歩んでいくことになります。20年パラリンピックをどんな形で一緒に迎えられるのか、楽しみが何倍にもなりました。肩の力を抜いて、2人で助け合いながら楽しく生活していきたいと思います。
今月は勤務先のサントリーの活動で、宮城県の石巻や故郷の気仙沼に戻る予定もあったりと、「OLアスリート」としてて頑張ります。招致のプレゼンテーションでも訴えた「スポーツの力」を、東北をはじめ多くの人たちと共有し、前向きに生きる笑顔の輪を広げていけたらと思っています。20年大会を「真に復興した東北と共に迎えること」、そして、「パラリンピック会場を満員にすること」。この2つの大きな目標に向かって、自分にできることを探していきたいと思っています。