父性愛表現に苦労
北朝鮮元工作員、チ・ドンチョル(コン)は脱北後、韓国で運転代行の仕事に就き、ひっそりと暮らしていた。最高指導者が交代し新体制となった北朝鮮ではもはや「用済み」とされ、粛正対象となったためだ。実は韓国で暮らすもう一つの目的があった。ドンチョルの妻と娘を殺害後、韓国へと生き延びた同郷の工作員、リ・グァンジョ(キム・ソンギュン)への復讐(ふくしゅう)だ。そんなある日、ドンチョルは親身に相談に乗ってくれる親北の実業家、パク・コノ会長(ソン・ジェホ)の暗殺現場に偶然居合わせ、絶命寸前のパク会長から眼鏡を託される。捜査の指揮を執るキム・ソッコ対北情報局室長(チョ・ソンハ)はドンチョルを「北のスパイ」と断定し、ライバルで同期の防諜専門家、ミン・セフン大佐(パク・ヒスン)に追跡を依頼するのだが…。