秋葉原で配られる「JKビジネス」のビラ=2014年、東京都千代田区(共同)【拡大】
家庭の不和や虐待に耐えかね、家に居場所がなくなった少女らは、ネット求人の「安全です」の文字を真に受けてJKビジネスの店にやってくる。「高校に行くなら家に金を入れろ」と親に迫られた少女もいる。「店長が親身に相談に乗ってくれた」と感激し、やがて「裏オプ」にも慣れてしまう。
「助けようとする大人はいなくて利用しようとする人ばかり。私たちの活動で声を掛けると『数週間、おじさんとしか話してなかった』と泣きだす子もいる」と仁藤さんは話す。
女子高生らが遊び半分の小遣い稼ぎでやっているとの見方に対し、本人たちから聞き取りを重ねてきた仁藤さんは「実際には、貧しい家庭の少女が少なくない」と指摘。「きょう食べるものがない」と切迫した気持ちでJKビジネスに足を踏み入れる少女もいるという。
深夜の11時。秋葉原の路上では少女に男性が近づき、小声で話し始めた。家出してこの街で働く少女は食事や「泊まる場所」を持ち掛けられると断れない。コインロッカーに制服や身の回り品を入れて通学する少女もいるという。