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スコットランド 18日に独立住民投票 英首相「離婚すれば後戻りできず」 (1/4ページ)

2014.9.17 10:45

英スコットランド・主要都市。英連合王国はイングランド、スコットランド、ウェールズから成るグレートブリテンと北アイルランドで構成。スコットランドは1707年にイングランドと合併したが、スコットランド出身のトニー・ブレア政権時代の1997年に国民投票が行われ、議会が復活し、独立運動が活発化した。

英スコットランド・主要都市。英連合王国はイングランド、スコットランド、ウェールズから成るグレートブリテンと北アイルランドで構成。スコットランドは1707年にイングランドと合併したが、スコットランド出身のトニー・ブレア政権時代の1997年に国民投票が行われ、議会が復活し、独立運動が活発化した。【拡大】

 英北部スコットランドの独立を問う住民投票を3日後に控えた15日、デービッド・キャメロン英首相(47)は独立派が掌握を狙う北海油田の開発拠点であるアバディーンを訪れ、「英国という一つの家族を引き裂かないでほしい」と訴えた。独立派は資源による「豊かな歳入」を期待するが、石油業界からは統一維持を望む声が上がっている。

 北海油田めぐり

 北海油田は、1970年代にスコットランド沖で発見された大規模油田で、英国の石油はほとんどそこから来ている。埋蔵量は依然豊富とされ、独立派はその石油など資源収入を独占することで、英国や日本などを追い抜く「スコットランド経済の奇跡」を起こしたい考えだ。英メディアによると独立の場合、石油は歳入の10~20%を占める可能性があるという。

 キャメロン氏は、スコットランドの独立を「苦痛を伴う離婚だ」と述べ、「ともに創り上げた英国という素晴らしい家に背を向けないでほしい。離婚すれば後戻りはできない」と強調した。だが、英首相の“最後のお願い”に、独立を目指すスコットランド行政府のアレックス・サモンド首相は、北海石油はスコットランドのものだと述べ、「脅しには乗らない」と一蹴した。

女王異例の言及

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