また、「北朝鮮には日本側が満足する報告をしてほしい。日本には北朝鮮側が期待する範囲の制裁解除も段階的にやってほしい」と双方が歩み寄るよう求めた。ただ、拉致被害者の帰国の可能性については「不透明で予断できない」と述べるにとどめた。
モンゴルは、拉致された横田めぐみさん=拉致当時(13)=の両親が今年3月、めぐみさんの娘のキム・ウンギョンさんと面会した際に場所を提供した。フレルバータル氏はこうした働き掛けを踏まえ、「今後も日本からリクエストがあれば、もちろん努力する」と強調。拉致被害者が新たに判明した場合、家族らとの面会場所を提供する考えを示した。大統領はすでに、安倍首相と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記(31)による日朝首脳会談をモンゴルで開くよう提案している。
一方、フレルバータル氏は、日本国内で飯島勲内閣官房参与(68)や在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の許宗萬(ホ・ジョンマン)議長と接触。「2人とは良い関係を持っている。仲がいい」と明かし、日朝交渉進展のため尽力していることも明らかにした。