菅義偉(すが・よしひで)官房長官(65)は26日午後の記者会見で、今回の日中外相会談に関し、「率直に意見交換されたとの報告を受けている」と述べ、双方がこれまでの主張を言い合ったことを示唆した。その上で「日中は隣国であるがゆえに、さまざまな難しい問題があるが、前提条件をつけずに両首脳が胸襟を開いて会談したことは極めて大事だ」と述べた。外務省幹部も26日、「条件を付けて対話に臨むことはあり得ない」と断言した。
APECが約1カ月半後に迫る中、ホスト国の中国が追い詰められているとの見方もできる。安倍首相が公の場で習氏との会談を呼びかけているにもかかわらず、中国が無視して日本との首脳会談に応じなければ、国際社会から批判される可能性は高い。