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【御嶽山噴火】水蒸気爆発か 「数カ月続く可能性」 (2/3ページ)

2014.9.28 07:30

御嶽山(おんたけさん、標高3067メートル)九合目付近で撮影された噴火直後の様子=2014年9月27日、長野県木曽郡王滝村(提供写真)

御嶽山(おんたけさん、標高3067メートル)九合目付近で撮影された噴火直後の様子=2014年9月27日、長野県木曽郡王滝村(提供写真)【拡大】

  • 常時観測対象の47火山=2014年9月27日現在
  • 2014年9月27日午前11時53分ごろ、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん、標高3067メートル)が噴火した=※地形は「カシミール3D」で作製

 このときの噴火は山頂南西の山腹にできた割れ目で水蒸気爆発が発生。複数の火口から噴煙が上がり、前橋市付近まで火山灰が降った。噴出物は二十数万トンと推定されている。

 91年と07年の小規模噴火も水蒸気爆発だった。荒牧重雄東大名誉教授(火山学)は今回の噴火について「見る限りではマグマの関与は認められず、水蒸気爆発とみられる」と話す。

 気象庁によると、今回の噴火場所は山頂南側の火口とみられ、3キロ以上にわたって噴煙が流れ下った。高温の軽石やガスなどの混合物が高速で流れ落ちる「火砕流(かさいりゅう)」が発生した可能性が高い。火砕流は非常に危険な現象で、雲仙普賢岳(長崎県)で大きな被害をもたらしたことで知られる。

 今後の推移について、気象庁の北川貞之火山課長は「数カ月続く可能性もある」と指摘。荒牧氏は「予想できないが、防災面からは悪い方に考えて噴煙や噴石に警戒すべきだ」と、呼び掛けた。

 ≪記録が乏しく手薄な観測網≫

 御岳山では約2週間前に火山性地震が活発化したが、気象庁は噴火の前兆現象と判断できず、予知できなかった。噴火の記録が乏しく観測網も手薄だったためで、経験則に基づく噴火予知の難しさを示した。

9月10日ごろ 山頂付近で火山性地震が増加

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