中国・香港【拡大】
計画者の一人、戴耀廷・香港大准教授は中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会に、長官選から事実上民主派を排除した決定の取り消しを要求し、香港政府には決定の基となった全人代への報告書を撤回し、市民の考えを反映した報告書を再提出するよう求めた。戴氏はこの2つの要求がかなえられなければ「占拠をさらにエスカレートさせる」と言明した。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪深刻度最大 習政権との対立決定的≫
香港民主派は学生らの大群衆による金融街のセントラル(中環)周辺を占拠する異例の街頭抗議に踏み切ったことで、中国の習近平政権との対立を決定的にした。習政権が要求をのまなければ抗議をエスカレートさせるとしている。これに対し、「一国二制度」とはいえ香港の主権を握る中国側は香港政府と連携し、治安回復や国際金融センターの機能維持を理由に学生らの強制排除に乗り出した。さらなる強硬な措置も辞さない姿勢で、香港をめぐる情勢は一気に緊張度を増している。