一方、香港政府は9月29日、中国の決定に基づく次期長官選の具体的な制度改革案作成に向けて予定していた市民からの意見募集を延期すると発表。デモが続く中での実施は不利だと判断した。
欧米メディアは今回のデモを、警察の催涙弾に対して学生らが雨傘をさしてガスから身を守ったことから「雨傘革命」と命名。米英両政府も支持を表明するなど国際社会の関心も高まっている。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪中国、武力介入か譲歩か 長官辞任も≫
香港中心部で続く大規模デモ。「一国二制度」で香港を統治する中国が、行政長官選挙に反中意識の強い民主派の参加を目指す学生らの要求を受け入れることは極めて難しく、デモの長期化は確実だ。香港株式市場の株価が急落するなどデモの影響が広がる中、事態打開に向けて、中国人民解放軍の武力介入があるのか、中国が譲歩する可能性はあるのか。親中派で不人気の梁振英行政長官辞任の選択肢も。収拾までのシナリオを探った。