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児童文学に収まらない壮大な物語 乾ルカ (2/5ページ)

2014.10.5 11:50

上名寄(かみなよろ)というところに住む友人が、収穫間近の田んぼと空の写真を送ってくれました=2014年9月21日、北海道上川郡下川町(乾ルカさん提供)

上名寄(かみなよろ)というところに住む友人が、収穫間近の田んぼと空の写真を送ってくれました=2014年9月21日、北海道上川郡下川町(乾ルカさん提供)【拡大】

  • トリミング帰りの凛々しい愛犬「まる」が、北海道の四季の風景をガイドします=2014年1月25日、北海道札幌市(乾ルカさん撮影)
  • 「獣の奏者」(上橋菜穂子著/講談社文庫、1~4巻+外伝、629~752円+税、提供写真)
  • 【本の話をしよう】作家、乾ルカさん=2月15日(提供写真)

 姪の「置きみやげ」

 去年姪が「ぜひ読んでくれ」と私に薦めてくれたマンガは『進撃の巨人』。姉いわく、「あんたの感想が聞きたいのだと思う」のだそうですが、ついつい一緒に楽しんでしまい、感想を教えあうというより、「次どうなるんだろうね。新刊買ったら貸してね」とお願いする始末です。姪は快くうなずいてくれます。最新刊も先日貸してくれました。

 そんな彼女が今年の夏休みに私に大プッシュしてくれた小説が、『獣の奏者』(上橋菜穂子著)。わが家に泊まりにきたとき、彼女はそれを持ってきて、置いて帰ったのです。置きみやげのように、きっと読んでねと祈るように、シリーズ第1作の闘蛇編は、リビングのテーブルにありました。

 練り込まれている設定

 闘蛇という戦いに使う獣、その獣の世話する母の元で育った少女エリンが、この物語の主人公です。闘蛇の世話は、誰でもできることではありません。その闘蛇たちがどういう理由からか大量死し、その責を問われた母が非常にむごい処刑法で殺される。序盤から大変ハードな幕開けです。

ファンタジーの枠に収まりきらない世界観

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