本部庁舎に隣接する梁振英行政長官の弁公室(官邸)前では、前夜から道路占拠を続ける学生らの姿があった。
「逮捕されたり、けがをしたりする危険性がある。ここに残るかどうかは自分で判断して」。デモ隊リーダーの説明に聞き入っていた香港科学技術大3年の女子学生(20)は「不安だけど、私は残る」と語った。
5日夜、デモ隊は当局に譲歩し、本部庁舎前の鉄柵を部分的に撤去。手伝っていた女子学生は「これは妥協ではない。デモへの幅広い支持を得るためだ」と強調した。
6日昼、デモ参加者は200人ほどに落ち込んだが、会計士の男性(26)は「仕事している人もいるので日中は参加者が減るけれど、夜になって戻ってくる人も多い」と話した。
補助警察隊員と判明
一方、10月6日付の香港各紙によると、5日夜に行政長官弁公室前の封鎖を解くことで警察当局と合意したと発表した学生に「警察のスパイ」との疑惑が浮上している。