この徹底したこだわりと専門店で味わうようなおいしさが、レギュラーコーヒーを楽しむコーヒー好きの支持も得て人気をよび、売り上げを順調に伸ばした。ホット・コールド兼用ボトル缶は寒い季節のホット需要に向けたもの。アラビカ豆100%でほどよい苦味と豊かな香り、なめらかなくちあたりを実現した「香るブラック」はホットにすることで、キャラメリーな味わいがよりいっそう広がる。「熟練ブレンド」はホットでは、コーヒー本来の甘さと、砂糖とミルクの相乗効果がより際立ち、後口の余韻まで心地よいという。
新キャンペーンは「コーヒー・バン ヨーロピアン」と名づけられ、東京、大阪、札幌、名古屋、福岡の5都市6会場を移動式のカフェバスで回る。4月に東京・表参道で開いた期間限定の店舗型カフェが大好評だったことを受けて、今度は各都市を巡回して多くの人に体験してもらうことにした。
4月の店舗型カフェではカップで提供、「えっ、これが缶コーヒー?」とビックリする人がほとんどだった。今回のカフェバスでは紙カップで提供するが、飲んだあとにヨーロピアンと分かる仕掛けがしてあるという。