サイトマップ RSS

北米で相次ぐ「孔子学院」閉鎖 (1/4ページ)

2014.10.14 10:45

 【国際情勢分析】

 中国政府が世界各地の大学と提携して展開している文化機関「孔子学院」をめぐり、北米で閉鎖の動きが相次いでいる。孔子学院の運営には中国政府の「価値観」が色濃く反映されるといわれ、米国大学教授協会(AAUP)は6月に発表した声明で、「孔子学院は中国国家の手足として機能しており、『学問の自由』が無視されている」と批判、関係を絶つよう各大学に勧告していた。孔子学院との関係見直しは今後、拡大する可能性がある。

 123カ国・地域に465校

 孔子学院は、海外での中国語の普及や中国文化の宣伝の拠点として、中国政府が2003年、国家プロジェクトとして立ち上げた。管理・運営の主体は、中国教育省が管轄する国家漢語国際推広領導小組弁公室(漢弁、本部・北京市)だ。

 2004年に韓国・ソウルに1校目を開設した後、欧米、アフリカ、アジアなど各地で設置が進み、現在123カ国・地域に465校がある。そのうち約100校が米国に集中し、日本でも、立命館大学や桜美林大学など10以上の大学にある(漢弁のホームページより)。

9月27日 「孔子学院の日」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ