バーベキュー(BBQ)は夏の風物詩とばかり思っていたが、日本でBBQをやるなら正解は秋だという。涼しいからだ。真っ赤な夕暮れを眺めつつ、スズムシの音色を聞きながら行うBBQは格別と聞き、都会のBBQスポットとして注目されている新豊洲へ偵察に行ってきた。
仲間10人と連れ立って向かったのは、とにかく予約が取れないことで有名なBBQ施設「Wild Magic(ワイルド・マジック)」。近年、アウトドアブームの広がりとともにBBQの施設も増えつつあるが、このワイルド・マジックの人気はすごい。予約はインターネットのみ、支払いは現金か銀行振り込みでという煩わしさにもかかわらず、週末は1カ月先まで埋まっている。どうしても行きたければ、キャンセルが出るのを待つか比較的空きのある平日の夕方を狙うしかない。私も平日を狙って10人分の予約を取った。
値段設定もなかなか強気だ。一般的なBBQ施設は、ケータリングで食材を頼んでも1人の予算は3000円程度。一方でワイルド・マジックは、特に高級食材を使っているわけでもないのに1人5000円程度から。煩わしい手順を踏んで高いお金を払っても、たくさんの若者が集うのにはいくつか理由があるようだ。