□映画「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」
英語の違和感
まずはじめに、この連載を引き受けるにあたってのたった1つの条件として、「素直な感想を書いていいならば」があった。素直とは? もちろん、面白いモノは「面白い」、つまらない? 合わないモノは「合わない」と書いていいんですよね? ということ。だって、誰にだって好みってありますからね。で、「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」。中途半端にもったいつけても仕方ないので、とりあえず文句から。
っつうかね、作品に対する文句なんてないのよ。だって、めちゃめちゃ面白かったし。どこに不満があるかっつうと、アメリカだったり、ハリウッドだったり? だって、コレはモナコが舞台のお話ですからね。なのに、なんで全編英語で貫き通すのよってさ。
ほんと、ハリウッドって自信満々よね~。わたしなんか、フランス人が英語しゃべってるだけで違和感を覚えちゃうっていうのに。しかも、この作品は実話を基に描かれているとなれば尚更(なおさら)でしょ。