松島みどり法相が選挙区で配布したうちわ=2014年10月7日午前、国会・参院第1委員会室(酒巻俊介撮影)【拡大】
東京地検が告発状を受理したタイミングと重なった辞任については、19日に辞任を決めていたことを明らかにした上で、「総合的な判断」と位置づけた。さらに、記者から「女性活躍のマイナスになるのでは」と問われ、「そうは思いません」と即座に否定した。
松島氏をめぐっては、法務省内でも問題が続発していた。9月3日、法相就任直後の初登庁時に「職員の出迎えが少ない」と議員会館に引き返してから改めて登庁。省庁によって出迎え態勢が違うことを知らない松島氏は職員たちを戸惑わせた。このほかにも、前任の谷垣禎一(さだかず)氏(69)が使用していた公用車をワゴン車に替えさせたり、省内の書類の作り方にまで口を出したりするなど、「仕事がやりづらくなった」という不満も出ていただけに、「やっぱり…」と内心納得している職員もいる。
一方、ある幹部は「ああ見えて法務行政をよく勉強していた。ヘイトスピーチ対策などでは資料の作り直しを指示するなど、独自色を出し始めていたのに…」と残念がった。