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民主「政治とカネ」 追及は崩さず 枝野幹事長、収支記載漏れ 「のぼり旗」も法抵触恐れ (1/4ページ)

2014.10.30 07:00

 民主党の枝野幸男(ゆきお)幹事長(50)=衆院埼玉5区=の後援会「アッチェル・えだの幸男と21世紀をつくる会」が2011年分の政治資金収支報告書に、11年2月の新年会の会費収入約243万円を記載していなかったことが29日、分かった。枝野氏は記載ミスだとして謝罪、29日中に報告書を訂正した。

 新年会は11年2月6日、さいたま市内で開催。会費5000円を徴収し、487人が参加した。報告書には会場費として207万5000円の支出を記載したが、収入分の記載がなかった。

 枝野氏は29日、国会内で記者団に、記載漏れに気付いて修正しながら誤って修正前の書類を提出してしまったと説明し、「最終チェックでも気付かなかった」と釈明した。

 一方、枝野氏が長年にわたり自身の名前入りの「のぼり」を立てて街頭演説をしていたことも判明。枝野氏周辺がインターネット上に写真を投稿していた。総務省などによると、名前入りの旗を掲示できるのは事務所などに限られ、街頭での掲示は公職選挙法に抵触する可能性がある。

 枝野氏は29日、産経新聞の取材に「政治活動のための演説会では許されるとの認識だ。一度も警告は受けていない」と述べ、違法性はないとの認識を示した。

民主党 「返り血を浴びてでも追及する」との意見も

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