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大阪・道頓堀 グリコ看板 輝き自由自在 走り出した6代目 (1/2ページ)

2014.10.30 10:55

お披露目となった6代目グリコ看板。道頓堀には多くの人が集まった=2014年10月23日午後6時36分、大阪市中央区(竹川禎一郎撮影)

お披露目となった6代目グリコ看板。道頓堀には多くの人が集まった=2014年10月23日午後6時36分、大阪市中央区(竹川禎一郎撮影)【拡大】

  • 工事幕に覆われた現場では、分割された6代目の顔のパーツが慎重に取り付けられていた=2014年10月1日、大阪市中央区(竹川禎一郎撮影、魚眼レンズ使用)
  • 足元から望む6代目グリコ。青く光るLEDが幻想的な雰囲気を醸し出す=2014年7月24日、広島県広島市(竹川禎一郎撮影)
  • 7月の点灯試験で全貌を現したグリコの新しい看板=2014年7月24日、広島県広島市(竹川禎一郎撮影)
  • 消灯まで50日のボートを掲げるくいだおれ太郎ら=2014年6月26日、大阪市中央区(竹川禎一郎撮影)
  • 5代目の電源を切る江崎グリコの鈴木輝生さん=2014年8月17日、広島県広島市(竹川禎一郎撮影)
  • 取り外された5代目の顔=2014年8月29日、大阪市中央区(竹川禎一郎撮影)
  • 大阪・ミナミの戎橋(えびすばし)=大阪市中央区

 ざわついた雰囲気の中、スマートフォンを構えた人がびっしりと立ち並ぶ大阪・ミナミの戎橋(えびすばし、大阪市中央区)。23日午後6時27分、道頓堀に「ついた!」という歓声が響き渡り、人々の顔をブルーの明かりが照らし出した。

 道頓堀のシンボルとして親しまれる江崎グリコの電光看板が6代目に生まれ変わった瞬間だ。14万個のLEDを使った、新しい看板は、自由自在に表情を変えていく。まばゆいほどに色鮮やかな『グリコサイン』が詰めかけた人たちの心を染めた。

 3月に始まった広島市での6代目の製作から、5代目の解体、10月の点灯式までの“熱い”ドキュメントをお届けする。

 6月末の戎橋、くいだおれ太郎が5代目消灯まで「あと50日」と告げていたころ、広島の工場では、6代目が足元から組み上げられていた。7月24日に全体像を撮影、製作は着々と進んだ。

 8月17日夜、5代目が消灯。看板裏で電源を落とした江崎グリコ広告部の鈴木輝生さんは「惜しむ声を聞いて感動した」。

帰ってきた新しい「顔」

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