男性は「優子さんは恵三さんが築いた組織の上に乗っかっただけ。自身は苦労をしていないので、政治家として甘さがあったのだろう」と話した。
男性の言葉通り、群馬県はかつて恵三氏、中曽根康弘氏(96)、福田赳夫(たけお)氏(1905~95年)の首相経験者3人が熾烈(しれつ)な選挙戦を繰り広げ、“上州戦争”とも呼ばれた。もともと地盤のあった中曽根、福田両氏に挟まれた小渕氏は選挙区内のあらゆる地区に小さな支援組織を立ち上げ、地道な苦労を積み重ねて組織を作り上げた経緯がある。
ある事務所関係者は「折田氏が秘書を退職したことも問題。きちんと引き継ぎができず、処理がおざなりになったのではないか」とも指摘した。
≪地元「古い体質に終止符を」≫
「捜査ですべてが解明され、こうした問題が二度と起きないようになることを願う」。東京地検特捜部の強制捜査が行われた30日、小渕氏の地元では“政治とカネ”浄化に期待を込めた声が上がった。