【米中間選挙】米上院、州知事選=2014年10月5日午後5時半現在(日本時間)【拡大】
この結果、共和党は「接戦8州」のうち5選挙区で勝利し、民主党が獲得したのはニューハンプシャーだけ。開票中のアラスカ、12月6日の決選投票に持ち越されたルイジアナも優位とみられ、圧勝となった。
決められぬ政治「No」
「チェンジ」を掲げ、国民の希望と期待を背に就任したオバマ氏の約6年間は、「決められない政治」への転落の軌跡であった。最大の要因は、オバマ氏の指導力の欠如であり、米国社会の分裂という基本構造を背景にした二大政党による対立の先鋭化だ。オバマ氏は国民の「内向き」志向と歩調を合わせ、外交・安保政策の“足かせ”ともなってきた。
そうした指導力の欠如と「決められない政治」に、米国民は中間選挙で「ノー」を突きつけたといえる。
米議会の上院は大統領が指名する政府高官や大使の人事承認や条約批准の権限を持つ。政権にとってその過半数を失った打撃は大きい。オバマ氏の残り任期の約2年間は、「決められない政治」と政権のレームダック(死に体)化に、拍車がかかることは間違いない。